服装については、汚れても良い物を。大掃除をする際に使用するようなマスクや軍手(ゴム付きの物)があれば良いでしょう
用意するものは
・ゴミ袋
これは大量に使います。燃える、燃えない、プラ それぞれの地域指定袋を用意。他に透明の袋もあると良いでしょう
・段ボール、ガムテープ、マジックペン
遺品を仕分けして残す物を入れ為に使います。残す物が多そうであれば大小の段ボールがあった方が良いでしょう。
・工具、台車
電化製品や家具などを外したり、動かしたり、場合によっては解体をすることも必要かもしれません。ペンチ、ドライバー、ハンマーなどを使う事が多くなります。運び出す物が多いのであれば台車もあると良いでしょう。
準備が出来たら、実際の作業に入ります
家の中の物は、大きく分けて3種に分類されます
・リサイクル出来る物
・処分せずに残しておきたい物
・処分する物
です
順番にどのように進めていくかお話します
1、リサイクル出来る物の仕分け
リサイクル出来る物は、家電(5年以内の物はリサイクル出来る可能性が高い)、ブランド品、骨董品、貴金属、未使用のギフト品、材質が良く状態の良い家具などです
テレビなどでも良く取り上げられているエコリング https://www.eco-ring.com/などが近くにあれば、未使用でなくてもまだ状態の良い物であれば、かなりの物を買い取ってくれます。出張買取などもあるので、車が無く自分で運べないなどの方はそういったところを利用するのも良いでしょう。
大型家電や大型家具については専門の買取業者を呼ぶ必要がありますが、場合によっては運搬費の方が高くついてしまう事も考えなくてはいけません
2、形見など処分せずに残しておきたい物の仕分け
思い出の品や、写真、形見に残しておきたい物、通帳や権利証や有価証券などが該当します
思い入れの深さにもよりますが、場合によっては膨大な量になる方もいらっしゃるかと思います。それだけ残しても保管スペースを確保出来るのであれば問題ありませんが、そうで無ければ、よく吟味して何を残すべきなのかを考える必要があります。思い入れが強い大きいものなどは写真に残して処分をするという事も一つの手段です
3、処分をするものの仕分け
地域の処分場によっても違いますが
・可燃ごみ
・不燃ごみ
・粗大ごみ
・資源ごみ(古紙、古布、プラ)
上記の物は、それぞれの袋に分類して収集日に出していき、粗大ごみについては収集依頼をして粗大ごみシールを貼り処分をしましょう
地域の収集で処分できない物で、家電リサイクル対象の家電(エアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビ)や金庫、消火器などがあります。
そういった物は、不用品を回収してくれる専門業者や販売店に相談をするのが良いでしょう。業者に相談をする際には、何をどこに引き取りに来てもらいたい旨を説明すれば、おおよその金額は提示してくれるはずです。
以上、ご自身で遺品整理を進めるのであれば上記内容で進めて行きますが
仕事の関係や地域の問題など、ご自身で全てを出来る方たちばかりではありません
その際には、上記内容を全て「遺品整理業者」に依頼する必要があります
次の回では、遺品整理会社の選び方、頼み方、探し方等を詳しく説明をしていきたいと思います